6491 上的島灯台  現存する明治の石造り灯台
初点:明治30年4月
読み:かみまてじま  場所:天草市河浦町
鹿児島県諸浦島と熊本県産島の間にある県境の灯台で、海上保安庁の保存灯台Cランクに位置づけされて
います。初点は明治30年4月、牛深沖「戸島灯台」と同じく天草市に現存する最古の灯台です。
光源はLED化されていますが、石造りの建物、ドーム状の銅板屋根の姿は美しく、 往来する船人の目を
楽しませるとともに、当時の職人の技術の高さがしのばれます。
この灯台には360°光を発する以外に、上的島北東にある大曽根に向けて赤色光を放ち、
船の座礁を防いでいます。
なお上的島灯台は第十管部海上保安本部のホームページにも紹介されています。

 



プレート



 島の桟橋
 

航空写真(W氏提供)
 

船から島の全景
 

島を洗う海流は早く、まるで川の急流のようです


対岸の鹿児島県諸浦島、白瀬漁港からの遠景



天草の河浦町「梶木埼灯台」海岸からの遠景
地図