6701 佐多岬灯台 
初点:明治4年10月   
国際番号M4836

読み:サタミサキ 場所:南大隅町

慶応二年、幕府がアメリカ、イギリス、フランス、オランダ4カ国との間で締結した改税条約(江戸条約)で
設置を約束した8カ所の灯台の一つです。「灯台の父」と呼ばれるリチャード・ヘンリー・ブラントンの設計により、
明治4年10月に鉄造灯台として完成点灯しています。(西洋灯台としは全国で11番目)
その後、大戦時に空爆を受け全壊、昭和25年にコンクリート造、八角形の姿で再建されています。
昭和60年まで続いた職員の滞在管理の苦労が忍ばれるとともに、そのなごりであった宿舎などの関連施設は
ほとんど撤去され、その跡地にはたくさんの太陽光パネルが設置され現在の姿となっています。

-日本の灯台50選-


 
 


展望台から
 
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