5542 大藻路岩灯標 
初点:明治28年2月

読み:オモジイワ 場所:北九州市小倉北区藍島

響灘から関門海峡に向かう途中、「藍島(あいのしま)」の北にある明治期築造の瀬灯標です。
肉眼ではわかりづらいのですが、望遠レンズで撮影すると石造りの灯台であることがはっきりわかります。
大型機械を積み込んだ作業船もないもない明治の時代に、この場所にこれほど大きな石造灯標を築造することが
どれほど困難であったか、またこの瀬が航海の安全のためにどれほど重要であったかたやすく想像できます。

-保存灯台Dランク-

 

 

藍島の北岸は「千畳敷」と呼ばれる平らな岩浜が広がっています。灯台の左奥は山口県の蓋井島です。

 
地図